紅葉がきれいな季節になってきました。公園などできれいな葉っぱを集めて工作をしてみましょう。
準備するもの
- 段ボール(肘から手首程度までの長さがあるもの)
- 落ち葉(中ぐらいのレジ袋半分ぐらい)
- A4用紙(羽のつけ方ガイド・色塗り用羽)
- 右腕用 羽のつけ方ガイド
- 左腕用 羽のつけ方ガイド
- ガムテープ
- セロハンテープ
- カッター
- ハサミ
- 工作ボード
※カッターを使うときは大人の人と一緒にやろう。
ベースのつくりかた
① 段ボールをうでが隠れる程度の幅(a)、手の甲から肘までの長さ(b)に2枚切ります。長いほう(b)が折れにくい方向になるようにします。
② 腕に通す輪と手のひらに通す輪を左右それぞれ作ります。
段ボールの場合>幅3~4㎝に段ボールを切り、曲がりやすいよう切れ込みを入れ、腕の太さより少し大きめに合わせて①で作った段ボールにガムテープで貼り付けます。
厚紙の場合>幅3~4㎝に細長く切り、腕の太さに合わせて①の段ボールに貼り付けます。
ベースは完成です。
翼のつくりかた
③ 落ち葉を集めます。
④ 羽のイラスト(正羽 長 イラスト・正羽_短イラスト)に色を塗り、点線と実線に沿って切り抜きます。
つけ方ガイド(右腕用 羽のつけ方ガイド・左腕用 羽のつけ方ガイド)の矢印に沿ってに葉っぱや色を塗った羽をセロハンテープで貼っていきます。
この時、外側に長い羽や葉っぱ、腕の近くを短い羽や葉っぱというように貼ると本当の羽のようになります。
⑥ ②で作ったベースにセロハンテープで上に2・3か所、裏から下の部分に2・3か所貼ります。
⑦ もう片方も同じように作り、腕を通して完成!
小学2年生の場合こんな感じになります!
幼稚園・保育園のお友達は短い羽と葉っぱで作るとちょうどいいよ!ガイド用紙の大きさは調整してOKです。
解説
今の鳥は、ひじから手の先まで左右非対称の羽「風切羽(かざきりばね)」が生えていて、わきの下には「風切羽」は生えていません。
サンチュウリュウの羽は「ひじ」から「てくび」にかけて羽毛が生えていたと考えられています。サンチュウリュウの仲間の羽は飛ぶための羽ではないので、左右対称の「正羽(せいう)」が生えています。
この羽は卵を温めたり、天敵が来た時に翼を広げて驚かせたり、異性にアピールするための羽だったと考えられており、大人になるころに大きく生えそろっただろうといわれています。